高さが位置を、大きさが太さを、明るさが色を決めているわ。 短い声をひとつ落とせば、残響の筆がしばらく勝手に歩くの。 喋り続けなくていいわ。次の一声で、色も行き先も変わるから。 「ひといき」なら、一声からひとつ咲くわ。 声は端末の外へ出ない。意味も、外へは出ないけれど。